人生に疲れたときにおすすめの本

読書する男性

毎日忙しくてなんだか疲れた。
こんな人生でいいんだろうか。
子どもの頃は自由で楽しかったな。
仕事ばかりで毎日がただしんどい。
人生を変えたいけど、どうしたらいいんだろう・・。


こんな悩みに、僕自身が人生をかえるきっかけになった本を紹介したいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。

この記事の内容

  • 人生に疲れたと感じた方へオススメの本を厳選して紹介します。
  • ①心を休ませる、②人生の終わりを想像する、③周りの意見に流されない、④未知の世界と可能性を知る、⑤きっと夢は叶う、という5つのテーマに沿った本です。
  • まずは疲れた心を休ませ、本当に自分がやりたかったことを思い出しましょう。きっと、考え方・生き方を変えれば人生は大きく変わります
目次

1.「心を休ませる」本

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語

人々に前向きな生き方を指導している著者が40年間の講演活動中で、得に優れたストーリーを厳選してまとめた一冊です。
短編集になっており一作品だいたい2ページ~4ページくらいで、1つ1つのエピソードがとても感動的で、心が温まります。
西洋では、風邪をひいたとき、お母さんやお祖母さんが、早く良くなるようにとチキンスープを作る習慣があります(本書序文より)。この本は、こころの栄養、つまり「こころのチキンスープ」となるようなエピソード集です。

いま、目覚めゆくあなたへ

本書は「わたしは誰なのか」をテーマにした読みやすい本です。
心に刺さった棘(いばら)を見つけ、そして「わたし」にまとわりついているガラクタを捨て、最後に残った「わたし」に気付き、人生をもっとシンプルに、すっきり生きようといった内容です。
小さいころは何でも楽しかったのに、何で大人になるにつれて楽しむことができないのか、そういった疑問の答えにもなります。
もっと純粋に人生を楽しもうと思えるような本です。

心がフッと軽くなるブッダの瞑想

ブッダの説いた瞑想法について、その背景や具体的なやり方について書かれた本です。
仏教や瞑想というと難しいものをイメージしがちですが、すごくシンプルに日常生活へ溶け込ませて、歩きながら、立ちながら、仕事をしながらなど、とにかく「今」に集中するという瞑想法です。
辛いときに瞑想を実践してみると、心が軽くなってきます。

諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大の著書です。
誰もが夢を諦めるなといいますが、前向きに諦めることで開ける世界もあるという内容です。
諦めることは、逃げることにではありません。
与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質です。
何かに固執して悩み苦しんでいる方におすすめです。

地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 自分と向き合う物語

「成功したい」「自分を好きになれない」「やりたいことが見つからない」「仕事がうまくいっていない」「人生をあきらめかけている」という5人の登場人物と、とある劇場の支配人による対話形式の物語です。
結果や評価など、人の目ばかりを気にし、それを求めるがあまり自分に嘘をついて良いのか。
もっと自分の子供の心から望むものをやれば、それが本当の自分の幸せなんじゃないのか。
自分が何を求めているのか、心の中にあるもやもやについて深く考えさせられる本です。

2.「人生の終わりを想像する」本

死ぬときに後悔すること25

ほとんどの人は死を前にすると後悔すると言いますが、人生の最期を前に、どのようなことに後悔するのか。
終末期医療の専門家である著者が、1000人を越える末期患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介しています。
生きたくても生きられない心の苦痛を訴える末期患者たちの話には、本当に胸が締め付けられます。
悔いのない人生を本当に生きているのか、考えさせられます。

私たちが、今この年齢まで生きてこられたのは幸運に過ぎない。実際に医者たる私は、20代、10代、あるいはそれに満たない年齢で重い病気を抱え、残念ながらこの世を去っていった方たちを多く知っている。私たちがそれらの歳月を大過なく、無意識に、乗り越えてきたのは、単なる幸運に過ぎないし、これからもそうなのである。(中略)多くの方にとって“その時”が晴天の霹靂であり得ることを考えれば、「今」やり残したら後悔すること、をしっかりおこなってゆくということが大切になるだろう。

引用元:死ぬときに後悔すること25

あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問

死と向き合うことで、本当の自分(本心)を考えていく実戦形式の本です。
人生最後の日に、どんな気持ちになっていたいのか、今の生き方でそれは達成できるのか、自分の頭で考えていきます。
人生最後の日に笑って死ねるための27の質問に答えながら、自分の人生を見直してみましょう。

もしも一年後、この世にいないとしたら。

国立がん研究センターで、がん患者さん3500人以上の方の話を聞いてきた精神科医が書いた本です。
もしも1年後、この世にいないとしたら、今やろうとしていることを変わらずに続けるのかどうか。
多くの患者さんの生の声が書かれており、一日一日を大切にして、今を生きなければならないということが実感できます。

一日一生。一日一日を大切に過ごしたい。今を生きなければ意味ないと強く思います。病気になるまでは、いろんな人に気を遣っていた人生だったなと。死ぬ時はひとりだと知っていると、周りを気にしていた自分って何だって心底思うんです。今起きていることはただの『普通』ではない。『普通』の連続が『幸せ』なんです。

引用元:もしも一年後、この世にいないとしたら

3.「周りの意見に流されない」本

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

どんな悩みでもシンプルに解決できるブッダの教えてを学び、日常生活でいかに実践するか学べる本です。

悩みの始まりには、きまって心の反応があるのです。
心がつい動いてしまうことーーそれが悩みを作り出している“たったひとつのこと”なのです。
だとすれば、すべての悩みを根本的に解決できる方法があります。
それは「無駄な反応をしない」ことです。

引用元:反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

誰かの言葉やSNS、ネット記事など、見るたびに反応していると、それがストレスになります。
全ての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっています。
人間関係に疲れたという方に特におすすめです。

嫌われる勇気

200万部超えの大ベストセラー本で、幸福になるための哲学として認知度の高い「アドラー心理学」について書かれた本です。
この本を読むと、アドラーの考え方がわかりますが、「悩みの全ては対人関係」と述べています。
誰でも人から嫌われたくはありませんが、人の評価ばかりを気にすると、不自由な生き方を選ぶことになります。
そんな生き方に対して、「不自由に生きるくらいなら他者から嫌われる勇気を持て!」と教えています。
もし人間関係に苦しんでいるのであれば、じっくりと読むことをおススメします。
相手の気持ちではなく、すべてはあなたの気持ち次第で行動すれば良いことがわかります。

道は開ける

デールカーネギー著書「道は開ける」は、世界的企業の問題解決の方程式としても採用されているベストセラーです。
家庭やビジネス、人間関係、病気などの様々な苦悩や心身の疲れを取り除く方法など、困難な状況に対処する方法がまとめられています。
悩みを克服するための方法が具体的で説得力豊かに綴られた不朽の名著ともいわれています。
きっとあなたの悩みの解決方法もあるかと思います。

4.「未知の世界と可能性を知る」本

金持ち父さん 貧乏父さん

僕の人生を大きく変えたきっかけになった本です。
この本では、高学歴エリートサラリーマンの貧乏父さんと、お金を生み出す資産を作り不労所得を得る金持ち父さんの話が書かれています。
高学歴エリートサラリーマンは、手に入れたお金を浪費し、稼いでも稼いでも常にお金がなく、働き続けないと生活ができません。
しかし、不労所得を得ている金持ち父さんのように、稼いだお金でさらにお金を生み出す資産を購入し、生活費を超える不労所得を得られるようになれば、もう働く必要はありません。
賛否両論のある本ですが、この本に出会わなければ僕は一生サラリーマンを続けていました。
合わせて以下の2冊も読むことをお勧めします。

お金儲け2.0

現代社会で、サラリーマン以外にどんなお金儲けの仕方があるのか学べる貴重な本です。
転売、アフィリエイト、不動産、会員制ビジネス、協会ビジネス、貿易ビジネス、通販ビジネスについて、それぞれの具体的なやり方や手法を学ぶことができます。
自分1人の力で進められることばかりで、実際にそれで成功している方たちの内容が記載されているため、色んな可能性を知るにはすごく良いです。
サラリーマンを続けながら別の安定した収入源を作り、セミリタイヤも夢ではないことが実感できます。

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

芸人キングコング西野が語る「お金の正体」に関する本です。
世間一般で知られているお金の稼ぎ方、広告の出し方など、そういった常識を覆す新しい価値観を得ることができます。
金持ち父さん貧乏父さんを読むと、投資やビジネスといった労働以外のお金の稼ぎ方を学べますが、この本では信用がお金を生み出すという別次元の稼ぎ方を知ることができます。

チーズはどこへ消えた?

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人の絵本のような短い話です。
ある日、突然チーズがなくなってしまい、それぞれがどう行動していくのかを通して、急激に変化していく世の中で、あなたがどう考え、生きていくべきなのかを学ぶことができます。
今の悩んだ状況の中で、今の生活に固執するべきなのか、それともそこから飛び出していくのか、人生の方向性を考えさせられます

5.「きっと夢は叶う」本

ザ・シークレット

欲しいものを手に入れ、なりたい人物になれ、やりたいことが何でもできるようになる偉大な秘密『引き寄せの法則』についての説明と実践方法が書かれています。
僕はこの本で初めて『引き寄せの法則』を学びましたが、多くの成功者が実践しているのはまさにこの方法だったんだなと感じます。
金持ち父さん貧乏父さんと同様に賛否両論ある本ですが、成功できるのならやらない手はないかなと思います。

夢をかなえるゾウ

本書は、「自分を変えたい」と長年ずっと思いながら3日坊主の主人公の元へガネーシャ(神様)が現れ、主人公はその教えて1つずつ実践することで、自分を変えていくというストーリーです。
例えば、「靴を磨く」、「決めたことを続けるための環境を作る」、「その日頑張れた自分をホメる」といった課題を通し、「人生を変える方法」を教えてくれる本です。
小説形式で読みやすく、偉人のエピソードも凝縮されていて、読み物としても大変おもしろい自己啓発本です。
全部で4作品出ており、全て読むことをおすすめします。

ユダヤ人大富豪の教え

本書では、「成功」や「ビジネス」の大原則を学ぶことができます。
超お金持ちの実業家ゲラー氏による17の教えは、どれも本質を突いたものばかりです。
「社会の成り立ちを知る」、「お金の法則を学ぶ」、「失敗とうまく付き合う」、「自分のビジネスを持つ」など、人生を豊かに生きていくためのヒントを学ぶことができます。全部3作品でおり、こちらも全作まとめて読むと、お金と幸せの関係、家族との関係など気づくことができます。

成功の掟

自己啓発書のルーツとなったと言われている世界のベストセラー本です。
本書では、貧しい青年が億万長者(ミリオネア)に出会い成功への第一歩を踏み出すまでを描く、哲学的なものがたりです。
目標設定がいかに大切なのか学ぶことができます。

まとめ

人生に疲れてしまった時に、読んでほしい本を紹介しました。

  1. 心を休ませる
    最初はゆっくりと心を休ませて、温かい気持ちや自分の好きだったことを思い出してみましょう。
  2. 人生の終わりを想像する
    心が落ち着いてきたら少し怖い話になりますが、人生の終わりをイメージしてみましょう。自分の残された人生で本当は何をしたかったのかじっくり考えてみましょう。
  3. 周りの意見に流されない
    本当にやりたいことをやろうとすると、必ず周りから反対されると思います。反対されたときに周りに流されないな自分の生き方を身につけましょう。
  4. 未知の世界と可能性を知る
    自分のやりたいことはサラリーマンを続けているとできないということもあると思います。サラリーマン以外のお金の稼ぎ方を知り、もっと自由に生きられることに気づきましょう。
  5. きっと夢は叶う
    あなたのやりたいことを叶えようと動くと、きっといくつもの障害にあたると思います。障害にあたった時、どう考えて進むのか、あなたの夢を後押ししてくれます。

ゆっくりと本を読んで、あなたの本当にやりたいことや可能性に気が付けば、きっと人生は変わります。
本記事が少しでもその役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

大家歴7年目の夫婦(専業主婦の妻ぶたどんとサラリーマンの夫たろー)です!管理人の詳しいプロフィールはこちらです。

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