前回は買付けが通ったところまでだったので今回は買付け後から購入・雨漏りについて書こうと思います。
雨漏りなんて聞いてない!
購入を決めてから雨漏りを発見・・
①事故物件でお世話になった工務店さんに見積もりをお願いするため、また物件へ行きました。
一緒に中を見るていると、なんと雨漏りを指摘されてしまいました・・・
2階和室の天井にあった汚れが進行形の雨漏りの染みとのことです!!
古い物件で、天井には染みが多かったので自分たちでは全く気づきませんでした。
↑こちらは雨漏りしていない天井です。
↑こちらが雨漏りしている天井です。
2枚の写真のうち、上の写真の方が圧倒的に雨漏りしてそうに見えますよね。
ですが、上の写真んの天井の染みは過去のもので進行形の雨漏りではないそうです。
下の写真はあまり目立ちませんが、進行形で雨漏りしているそうです。
素人目にはわかりませんよね。
この物件、家が大きく屋根が瓦葺きのため、葺き替えるとかなりの額になるので、通常の不動産投資なら避けるべき物件でした。
見積りをとってみると
しかも屋根以外の工事の見積もりも高額になるようで、
「前回(1棟目)よりもかなりの額になるから覚悟してください」
と工務店さんから言われれてまいダブルパンチです。
後日、銀行に融資の相談をしに行く朝に見積もりがメールで送られてきました。
お見積書
リフォーム費 160万円
屋根の葺き替え 100万円~
工務店さんにお願いする工事の他にも、設備の購入やセルフリフォームに必要な材料代などもかかってくるので完全に予算オーバーです。
もはや現金も足らないレベルではと、急にピンチになりました。
当初の予定では物件の購入とリフォーム費全部コミコミ300万円以下で抑える予定だったので、こんなんじゃ融資をお願いしに行けない・・・・と急遽銀行の相談をキャンセルすることになりました。
どうやってリフォーム費を抑えるかタローが頭を悩ませる中、私は
購入自体キャンセルすればいいんじゃない?
止めちゃえば、またしばらくは平和な日々が・・。
と密かに考えていました。
全然違うことを考えていたのね。。
不動産投資で300万や400万なんて小さな額だとは思いますが、私たちにとっては大問題です。
1棟目を全額自己資金から出したため、懐も寂しく、初めて銀行から融資を受ける不安もあり、タローは眠れない数日間を過ごしていたそうです。
私は毎晩ぐっすり寝ていました。
今日も眠い。
悩んだ末の現金決済
買付けを入れてから2週間後、もう決済と引き渡しです。
銀行から全額融資してもらうことは諦め、一旦自己資金での現金決済になりました。
封筒に購入代金を入れて売主さんにお渡ししたのですが、お金を数えた売主さんが「お金が足りない!!」と言うのです。
それにビックリして辺りを探すとカバンの中に硬貨が落ちていました。
心臓に悪かったです・・・
現金決済の場合は硬貨が封筒から出てしまわないように注意が必要ですね。
その事件以外は和やかに決済が終わり、その日のうちにさっそく瓦屋さんと打ち合わせです。
事前にタローがタウンページで物件付近の瓦屋さんをシラミツブシにあたって安くやってくれそうなところに見積もりをお願いしていたのです。
起死回生の瓦屋さん
人の好さそうなおばさんと青年の親子の瓦屋さんが来てくれて、屋根に上り入念に見ていきます。
結果はやはり葺き替えが必要で、120万程度はかかるとのこと・・・。
45年間耐え抜いた瓦は脆く、踏んだだけでも割れてしまいそうな状況で葺き替えを強く勧められましたが、
「何とかなりませんか・・・お金ないんです」とタローが泣きつくと、
「かわいそうだから何とかしてあげる!」
と、おばさんが瓦の全葺き替えではなく部分補修を提案してくれました。
瓦屋さん的には部分補修だと完全には補修できないし、雨が吹き付ける向きによってまた雨漏りしてしまう可能性もあるので、なるべくやりたくない方法らしいのですが、お金がなく困っている私たちを見て仕方なく・・・といった感じでした。
屋根の補修の見積もりは21万円になりました。
葺き替え120万円 → 補修21万円
となりホッと一安心しました。
その後この物件は幾度となく雨漏りを起こすのですが、それはまた今度書いていきたいと思います。
次回の不動産投資の記事はお風呂と和式トイレのリフォームについて書いていきます!
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