前回は庭の選定や駐車場づくりで奮闘していましたが、そんな苦労なんて比べ物にならない心労の境界問題のお話です。
隣地の所有者に怒られる
二棟目の物件の隣は空き地で境界には塀も何もなく出入り自由な状態でした。
そこで、リフォームを頼む業者さんの車を停める場所がなかったため、少しの間だけでもお借りできないかと、持ち主を調べてお手紙を送ってみたのです。
お手紙を送って数日後、電話で連絡がきました。
「土地を貸したりするのは揉め事になるからお断りしてる。だいたいそういうことはリフォーム業者がどうにかすることじゃないの?」
と、ご立腹の様子で断られてしまいました。
よく考えたら、見ず知らずの人から突然土地を使わせてくれと手紙が来たら私もビビります。
断られて当然でした。
越境問題の発覚!
後日、空き地の持ち主様が現場の様子を見にやってきて、この物件に生えていた大きな松が越境しているのを発見してしまい、また電話が来ました。
「木がこっちの土地にはみ出してるよね?今後売るときに問題になるからどうにかしてほしい」
と・・・もう私じゃ対処しきれなくなりタローにバトンパスです。
タローも初めのうちはかなり怒られていたのですが、うまく持ち主様をヨイショして最終的にはとても好意的に「うちの土地も買ってよ」と笑いながら会話できるようになっていました!
土地の境界の揉め事に限らず、だれかと揉めそうになったときは
- 相手の言い分を黙って聞くこと
- 相手の苦労に共感を示すこと
- 褒めまくること
が重要だそうです。
結果として、土地は使用しないこと、越境している木をしっかり処分することを約束し、境界問題は丸く納まりました。
越境問題の教訓
私が手紙を送ったがために問題になってしまいましたが、いずれ木の越境で問題になるところを事前に解決できたので結果オーライなのかなと思います。
入居後に問題になっていたら本当に厄介でした・・・。
『触らぬ神に祟りなし』とはまさにこのことかもしれません。
結局、リフォーム中の駐車場問題は歩いて数分の場所にある月極駐車場を1ヵ月借りて問題解決です。
顔見知りの不動産屋さんを通して借り、しっかり仲介手数料1カ月分を取られてちょっと痛い出費でしたが土地関係で揉めるよりも、きちんとお金を払って借りた方が気持ち的に楽ですね。
もう境界問題でヒヤヒヤしたくないところではありましたが、他の物件でも少しトラブルになってしまい・・・不動産投資と境界問題は切っても切り離せない関係なんだなぁと実感しました。
今回の境界問題で揉めそうになったときに役に立ったのがD・カーネギーさんの「人を動かす」です。
人を動かすための上手な立ち回り方が学べて、交渉事が多い不動産投資には大変役に立つ本ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
次の記事は、侮れないペット臭についてです!
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