フェレットはペット不可の賃貸物件でも飼える?【大家が教える】

ぶたどん
ぶたどん

こんにちは。大家のぶたどんです。
フェレットを賃貸物件で飼えるのか解説します。

フェレットといえば小型で可愛いくてあまり鳴かないイメージですが、ペット不可の賃貸住宅でフェレットは飼育できるのでしょうか。

また、ペット可の賃貸住宅であっても、フェレットは許可してもらえるものでしょうか。

アデちゃん
アデちゃん

フェレットって凄く可愛くて癒されそうだから飼いたいなぁ

本記事では、賃貸住宅でフェレットの飼育はできるのか、解説します。

この記事でわかること
  • フェレットの習性、賃貸住宅に与える影響
  • フェレットはペット不可の賃貸住宅で飼えるのか
  • フェレットはペット可の賃貸住宅で飼えるのか
  • フェレットの飼育に関する口コミ、体験談

フェレットについて

まずはフェレットの特徴を解説します。

フェレットの基本情報

芝の上のフェレット
体 長30~35cm程度
体 重800~1,500g程度
寿 命6~8年前後

ヨーロッパケナガイタチもしくはステップケナガイタチから家畜化されたもので、古くからヨーロッパで飼育され、現在は世界中で飼われている。狩猟実験毛皮採取、愛玩用に用いられる。

参照:Wikipedia

フェレットの鳴き声

フェレットはほとんど鳴かないと言われていますが、たまに小さな声で「クックック」「コッコッコ」「シャー」「キーキー」「キュー」など感情によって様々な鳴き声を出します。

フェレットの鳴き声に関する動画を見ると、どんなものかわかります。

アデちゃん
アデちゃん

不思議な鳴き声だね

フェレットの出す音

フェレットは鳴き声は小さく、体も小さいため、静かに飼育できそうなイメージです。

ですが、好奇心旺盛で遊ぶのが大好きなため、遊んでいる最中は音が出てしまうようです。

下の動画にもあるように、箱や壁を爪でガリガリしています。

段ボールや床を爪でカリカリと引っ搔いているため、木造アパートで飼うと音が響いてしまいそうです。

ゲージをガシャガシャと鳴らすフェレットも多いようで、金属音のため響きやすいかと思います。

フェレットは狭い隙間が好きなため、棚や机の上に置いてあるものも落としてしまうようです。

物を落とす音は木造もRC造も響きやすいので注意が必要ですね。

フェレットが音を立てる原因

フェレットは、以下の原因で音を立てるようです。

主に好奇心で遊び好きによるものが原因なので、たっぷり遊んであげることが大切です。

フェレットが暴れる原因
  1. 好奇心旺盛
  2. 隙間が好き
  3. 遊び足りない
  4. ルーツといわれている「ヨーロッパケナガイタチ」は夜行性
アデちゃん
アデちゃん

夜中にカリカリされたらつらいなぁ・・

フェレットの臭い

フェレットはペットの中でも臭いイメージを持たれやすいですが、臭いの原因には、①フェレットの臭腺②フェレットの糞尿の臭い③フェレット体臭の3つがあります。

①臭腺

フェレットには臭いを分泌する臭腺が肛門の両側に2つあり、スカンクと同様に身の危険を感じると激しい臭いを出す特徴があります。

また、マーキングをする場合にも臭いを分泌します。

ペットショップで販売されている個体は臭腺除去手術がされているため臭いは軽減されていますが、全く臭わなくなるわけではありません。

個人で繁殖させた個体は臭腺を取っていないので、注意が必要です。

②糞尿

フェレットは肉食のため、草食動物に比べて糞尿が臭います。

他のペットと同様にきちんと処理しなければ酷い悪臭になります。

③体臭

猫や犬も体臭がありますが、フェレットも同様に体臭があります。

体臭は皮脂によるもので、独特な臭いがあり、季節やフードによっても体臭が変化します。

また、耳にも独特の臭いがあります。

消臭対策方法
1.シャンプーをする
2.耳掃除をする
3.ケージの掃除をする
4.トイレを掃除する

5.適切なフェレットフードを選ぶ

フェレットの臭いの原因とは?臭いを抑えるお手入れ方法と対策を解説

他のペット同様に日常的に掃除やケアをすれば臭いは軽減されるようです。

アデちゃん
アデちゃん

しっかりケアと掃除をすればいいんだね!

フェレットを飼うのに必要なスペース

フェレットを飼育するにはケージが必要ですが、必要なケージ大きさは、横幅と高さが60センチ以上、奥行は45センチ以上あるものがおすすめと言われています。

フェレット用のケージでもなるべく床面積の大きなものがいいようです。

アデちゃん
アデちゃん

まとめると、フェレットは好奇心旺盛で遊んだり遊びたくなるとガタガタ!カリカリ!音を出して、臭いはきつめってことだね。あとは、飼育のために大きめのケージかぁ・・

フェレットは賃貸物件で飼育可能か?

フェレットの特徴を見る限り、臭いの対策とお世話をしっかりすれば賃貸物件でも問題なく飼育できそうなイメージがあります。

では実際に賃貸物件でフェレットは飼育できるのでしょうか。また、ペット不可となっている場合でも、飼っても問題ないのでしょうか。

続けて解説していきます。

フェレットの飼育に関するアンケート結果

全国の不動産会社に対して、①ペット可の物件でどんなペットならOKなのか、②ペット可ではない物件でも飼えるペットはいるのか調査した結果が以下です。

Q.「ペット可」物件でOKなのは、どれですか?(複数回答可)
順位ペットの種類回答率
1位小型犬88.1%
2位70.4%
3位金魚や熱帯魚など小型の魚66.0%
4位小鳥56.2%
5位昆虫55.3%
6位カメ55.1%
7位ハムスター54.7%
8位うさぎ46.9%
9位フェレット41.2%
10位中型犬27.6%
11位小型の爬虫類16.9%
12位大型の魚10.7%
13位大型犬10.3%
14位大型の鳥6.2%
15位大型の爬虫類3.3%
その他4.1%
引用:at home VOX調べ

Q.「ペット可」と表記されていなくてもOKなのは、どれですか?(複数回答可)
順位ペットの種類回答率
1位金魚や熱帯魚など小型の魚83.7%
2位昆虫67.9%
3位カメ59.5%
4位小鳥40.3%
5位ハムスター36.4%
6位フェレット11.3%
7位当てはまるものはない10.3%
8位うさぎ9.1%
9位小型の爬虫類7.6%
10位大型の魚2.5%
11位小型犬1.9%
12位1.6%
13位大型の鳥1.2%
14位大型の爬虫類1.0%
15位中型犬0.4%
16位大型犬0.4%
その他1.9%
引用:at home VOX調べ

<アンケート調査概要>
対象/全国のアットホーム加盟・利用不動産店約53,000店のうち486店
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年11月

「ペット可」物件のうち、フェレットも飼育可能と回答としたのが約41%です。

また、「ペット可」と表記されていなくても、約11%は飼育可能と回答しています。

フェレットは小動物のため、ペット不可の賃貸物件であっても例外的に扱っていることもあるようですが、多いとはいえません。

ペット可ならフェレットは飼えるのか?

先ほどのアンケート結果から、約41%の不動産会社は「ペット可」であればフェレットも問題ないと回答しています。

しかし、賃貸借契約書に「フェレットは不可」「犬以外は不可」等記載されている場合、契約書に記載はなくても大家や管理会社からフェレットは飼育不可と言われる場合もあるので、大家さん次第です

フェレットが飼育可能かどうかは、大家や管理会社次第になるので、まずは問い合わせてみましょう。

(事例)小動物はNGというケース

ペット可の物件でも、ほとんどが犬猫のため、犬や猫以外の動物の場合はあらかじめ確認が必要です。

(事例)フェレットOKだったのに…

フェレットの飼育を許可してもらったものの、退去時に臭いで高額な原状回復費を請求されたパターンです。

臭いが染みついてしまうと消すのは難しく、壁や床を張替えになるため高額になるようです。

大家さんも「フェレットは小さいしおとなしいから大丈夫」と許可したら予想外に臭いが染みついてしまって困ったのだと思います。

フェレットは無断で飼育しても良いのか?

フェレットは小動物で比較的静かな動物だから無断で飼育しても大丈夫なのではないかと思ってしまいますが、無断での飼育はしない方が良さそうです。

音や臭いでペットを飼っていることがバレやすく、万が一脱走してしまった場合を考えると、事前に大家や管理会社に対して、事前に許可をとっておくべきです。

ケージを噛んでガシャンガシャンと鳴らす音が結構大きいのでアパートだとかなり響きそうです。

フェレットはおとなしいと思って飼い始めたものの予想よりもうるさくて手放す方もいるようです。

フェレットの臭いは自分では気付かない場合もあるようです。

(事例)許可をもらえたケース

大家さんによっては相談してみるとOKをもらえるパターンもあるようです。

無断で飼育していることがバレたら?

フェレットの無断飼育がバレると、退去もしくはフェレットを手放す場合が多いようです。

ペット不可物件で無断で飼育し、バレたら手放すという無責任な行為は大家としてもやめてほしいものです。

ぶたどん
ぶたどん

私はフェレットを飼育していると気づいたら…悩ましいところですね。

以下の場合は許可できず、何らかの対応を要求されます。

許可できない例
  • フェレットの臭いや騒音で苦情が出ている
  • フェレットの飼育はそもそも許可できないと考えている

原状のまま黙認はできないが賃貸借契約の条件変更(敷金追加等)をすれば良いと判断されれば、賃貸借契約の変更や敷金の支払いで済みます。

しかし、「臭いや騒音の苦情が出ている」、「許可できない」と考えている場合には、状況の改善を要請されます。

ペットの無断飼育だけでは即契約解除とはなりませんが、改善要請を無視すれば「信頼関係の破壊」となり、賃貸借契約を解除されます。

そして、契約解除しても退去しなければ最終的には強制的に退去(強制執行)させられます

アデちゃん
アデちゃん

状況の改善って、手放すか引越せってことだよね・・。

大家や管理会社は室内には勝手に立ち入りできませんが、工事業者や近隣の方からの話でバレることもあります(実際にバレてます)。

フェレットは小動物だから大丈夫と油断せずに、飼う前に相談してみましょう。

ぶたどん
ぶたどん

フェレットは黙って飼うとリスクが大きそうです。
しっかりとフェレットの飼育は可能か確認しましょう。

まとめ

本記事では、賃貸住宅でフェレットの飼育はできるのか解説しました。
要点は以下のとおりです。

まとめ
  • フェレットは、鳴き声は小さいが、好奇心旺盛で遊ぶのが大好きなため、意外に音が出ます。他の小動物に比べ臭いがきついため世話を怠ると、悪臭が発生します。
  • ペット可の賃貸物件のうち、約41%はフェレットの飼育がOK。「ペット可」ではない賃貸物件でも約11%はフェレットの飼育がOK(賃貸借契約書に明確に不可と書いてある場合もあり)。
  • 騒音や異臭など周囲に迷惑をかけていなければ飼育を許可されるケースもあるが、容認できないとなった場合には状況の改善を要請されます。状況の改善に応じない場合には、最悪賃貸借契約の解除となり、強制的に退去させられることもあります。

ペットの無断飼育にはリスクが伴うので、フェレットだからと軽く考えずに事前に管理会社や大家さんへ相談してみましょう。