大家のぶたどんです。
賃貸の裏技総まとめ集です!
引越ししたいけど、初期費用は高いし、退去費用も恐いし、お得な方法ないかなぁ・・
本記事では、
- 退去費用(原状回復費など)を安くしたい
- 初期費用(仲介手数料、安心サポートなど)を安くしたい
- お得な部屋を探したい
という方に向けて、本サイトで紹介してきた賃貸物件の裏技を全てまとめてみました。
本記事を参考にすれば、通常よりもお得に引越しができます!
お部屋探しの裏技
賃貸物件へ入居する際には、次のような初期費用がかかりますが、これらのうち、削減可能なものは次の1~5です。
それぞれの削減方法を順番にご紹介します。
- 仲介手数料(賃料の1.1カ月分)
- 24時間安心サポート費用
- 消毒・除菌・虫駆除費用
- 火災保険
- 家賃
- 保証会社の保証料
仲介手数料を安くしたい
これが一番簡単だね!
仲介手数料は、一般的に入居者が賃料1.1カ月分を支払っていますが、上限額が1.1月分と決まっているだけで下限額については制限がありません!
そのため、仲介手数料をゼロ円で契約することも可能です。
地道に不動産屋さんと交渉して下げることももちろんできますが、次の方法で手軽に削減できます。
- 大家と直接契約する
- 大家が仲介手数料を負担するサービスを利用する
- 仲介手数料を割引してくれるサービスを利用する
特に、「仲介手数料を割引きしてくれるサービス」は手軽で確実に安くなりますよ
24時間安心サポート費用を安くしたい
24時間安心サポートは、賃貸物件へ住んでいる際に発生した困りごとを24時間365日電話で解決してくれるサービスです。
いざというときに頼れるサービスで、トラブル発生時の出費も抑えられますが、使わなくてもお金がかかり、なんでも即座に解決できるものではありません。
24時間安心サポートは、大家の希望ではなく仲介してくれる不動産屋さんが斡旋しているサービスなので、次のような方法で節約できます。
- 他の不動産屋さんから申し込む
- 管理会社へ交渉する
- 交渉サービスを利用する
「必須です」と言われたら、まず疑いましょう
消毒・除菌・虫駆除費用を安くしたい
消毒・除菌・害虫駆除サービスとは、入居前に賃貸物件室内の消毒や除菌、ゴキブリなどのムシ駆除を行ってくれるサービスのことです。
入居直前に消毒や除菌を行ってくれるため、引っ越し直後のゴキブリとの遭遇率を下げられるメリットがありますが、1万円~2万円と高額であり、効果を確認しにくいというデメリットがあります。
24時間安心サポートと同様に、仲介してくれる不動産屋さんが斡旋しているサービスなので、次のような方法で節約できます。
- 他の不動産屋さんから申し込む
- 管理会社へ交渉する
- 交渉サービスを利用する
入居直後にゴキブリが大量発生し、あとから追加で実施している方もいたので、どこまでゴキブリ耐性があるかで削れば良いと思います
火災保険を安くしたい
賃貸用の火災保険は、①家財の損害保険金、②費用保険、③賠償責任保険金の3つで構成されています。
これらのうち、①家財の総合保険金については、過剰に設定されていることも多く、補償内容を見直せば下げることができます。
しかし、物件や不動産屋さんによっては「強制」で変更できないといったケースもあります。
そういったときには、次の方法で保険の縛りを外せます。
- 不動産屋さんへ、自分で加入すると交渉してみる
- 別の不動産屋で見積もりをとってみる
保険は自分を守るものなので必ず加入しましょう!ただし、過剰な補償内容は不要です
家賃を安くしたい
家賃は、固定と思われがちですが、入居前に大家さんと交渉すれば下げることもできます。
うまくいくかどうかは大家さんにもよりますが、次のような方法で交渉すると家賃も値下げしてもらいやすいです。
- 即契約、即入居、長期入居を前提に話す
- 大家が弱気になる時期を狙う
- 数字より感情へ訴える
空室が長引くよりか、早く入ってもらった方が嬉しいんです
退去費用を安くする
賃貸物件の退去時には、室内の破損個所などの確認を行い、その「破損場所・原因・破損状況・住んでいた年数」によって、入居者に対して原状回復費の請求を行います。
この原状回復費も仕組みさえわかっていれば、請求額を大幅に減らすこともできます。
原状回復費の仕組みを利用した具体的な削減方法をご紹介します。
原状回復費を請求されてしまったら
もし既に原状回復費を請求されているときには、適正な請求額なのか次の流れで確認しましょう。
- 国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をダウンロード
- 賃貸借契約書の特約事項の記載を確認する
- 請求されている場所と修繕内容が適切なのか確認する
- 住んでいた年数から負担割合を計算する
特約に記載がなく、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」とも異なる取り扱いをしているものは、基本的には過剰請求なので、ガイドラインを提示して話し合いを行いましょう。
最後は訴訟という手段もありますが、まずはガイドラインを基に話し合いをしてみましょう。ボッタクリ請求の場合は、訴訟するまでもなく解決できますよ
退去前に実施すべきこと
退去前であれば、少しでも原状回復費の請求額を少なくなるよう努力をしましょう。
基本的には退去立会で発見されなかった傷や汚れであれば、原状回復費を請求されません。
そのため、退去前に請求対象となりうる場所を少しでも目立たなくような工夫をし、とにかく隠す努力をしてみましょう。
具体的には次のような方法があります。
掃除をして余計な請求を減らす
通常の清掃を実施していない場合には、ハウスクリーニング費用は入居者負担となります(もし特約がある場合には、掃除をしていてもハウスクリーニング費用のみは入居者負担となります)。
また、通常のハウスクリーニング費用が入居者負担の場合であっても、通常使用を超える汚れや善管注意義務違反により発生した汚れについては、追加請求されることがあります。
予め掃除をしておけば原状回復の工事自体が不要になる場合もあり、原状回復費も安くなります。
各部位の汚れの落とし方は次のとおりです。
- 油汚れ、ヤニ:セスキ炭酸ソーダ、ケミクール
- カビ:カビホワイト
- 水垢:ウルトラハードクリーナー
- 錆の跡:ケチャップ、茂木和哉 「 サビ落とし 」
- カーペットのシミ:液体や素材で異なります
- 落書き:シミとりキング
クロスの傷や汚れを隠す
クロスについた傷や汚れのうち、『油汚れ、結露によるカビ・シミ、タバコ、ネジ穴、落書きなど』は入居者の負担として、原状回復費を請求されます。
次の方法で汚れを落としましょう。
- 油汚れ、ヤニ汚れ:ケミクール、専用塗料
- 穴、ひっかき傷:補修キット、クロス型取りなおし
- はがれ:はがれ補修キット
油汚れも請求対象になるのでご注意ください
ペットの痕跡を全て消す
ペットの飼育による傷や汚れ・臭いについては、一般的に入居者で原状回復を行います。
もしペット禁止物件であれば用法違反により高額請求を受ける恐れもあります。
無断で飼育したペットがバレてしまった場合でも、大家が立証できない修繕については入居者へ請求できないので、次のような方法で少しでも目立たないように隠しましょう。
- 壁の穴、ひっかき傷:補修キット、クロス型取りなおし
- 床の傷:イージーリペアキット
- 木部の傷:木部の穴うめ材
- 臭い:オゾン脱臭機
こっそり飼っている人は、特にしっかりとやってください!
まとめ
本記事では、本サイトで紹介している部屋探しで使える裏技をまとめてみました。
ここには書ききれなかったこともまだたくさんあるので、随時更新していきます!
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